unameコマンド

unameコマンド

用途

システムやOSの情報を表示する

書式

uname [オプション]

主なオプション

  • -sカーネル名を表示する(第1フィールド)
  • -nホスト名を表示する(第2フィールド)
  • -rOSのリリース番号を表示する(第3フィールド)
  • -vOSのバージョンを表示する(第4フィールド)
  • -mマシンタイプを表示する(第5フィールド)
  • -pプロセッサタイプを表示する(第6フィールド)
  • -iハードウェアプラットフォームを表示する(第7フィールド)
  • -oOSの名称を表示する(第8フィールド)
  • -a全ての情報を表示する(第1~8フィールド)

unameコマンドの解説

unameコマンドは、動作中のハードウェアとOSに関する情報を簡単に表示します。
unameコマンドで得られる出力は、8つのフィールドに分かれており、
オプションを付加することにより、任意のフィールドのみを出力させることが可能です。
オプションを省略した場合は、-sがデフォルト値として適用されます。

unameコマンドの出力例

・全フィールドを出力する場合
[devi@syslog ~]$ uname -a
Linux syslog 2.6.9-78.0.8.EL #1 Wed Nov 19 19:43:32 EST 2008 i686 i686 i386 GNU/Linux
[devi@syslog ~]$
・フィールドを指定して表示する場合
カーネル名を表示(第1フィールド)
[devi@syslog ~]$ uname -s
Linux
[devi@syslog ~]$

ホスト名を表示(第2フィールド)hostnameコマンドと同義
[devi@syslog ~]$ uname -n
syslog
[devi@syslog ~]$

OSのリリース番号を表示(第3フィールド)
[devi@syslog ~]$ uname -r
2.6.9-78.0.8.EL
[devi@syslog ~]$

OSのバージョンを表示する(第4フィールド)
[devi@syslog ~]$ uname -v
#1 Wed Nov 19 19:43:32 EST 2008
[devi@syslog ~]$

マシンタイプを表示する(第5フィールド)
[devi@syslog ~]$ uname -m
i686
[devi@syslog ~]$

プロセッサタイプを表示する(第6フィールド)
[devi@syslog ~]$ uname -p
i686
[devi@syslog ~]$

ハードウェアプラットフォームを表示する(第7フィールド)
[devi@syslog ~]$ uname -i
i386
[devi@syslog ~]$

OSの名称を表示する(第8フィールド)
[devi@syslog ~]$ uname -o
GNU/Linux
[devi@syslog ~]$

OSの情報を表示してくれると思いきや、
unameコマンドで出力されるのはカーネルの情報。
一般的には、あまり使われることの無いコマンドかもしれませんが、
カーネルのバージョン(リリース番号)確認などをする際に利用しますので、
見方を抑えておくと便利かもしれません。

カーネルのバージョン(リリース番号)の見方

一般的に、カーネルのバージョンといった場合は、
カーネルのリリース番号のことを指していることが多く、
リリース番号の確認には、-vオプションではなく、-rオプションを使用することに注意しましょう。

・カーネルのリリース番号表示例
[devi@syslog ~]$ uname -r
2.6.9-78.0.8.EL
[devi@syslog ~]$
  • メジャーバージョン 2
    カーネルに大きな変更が加えられた際に値が繰り上がります。
  • マイナーバージョン(パッチレベル) 6
    カーネルに比較的大きな変更が加えられた際に値が繰り上がります。
    偶数が安定板奇数が開発版
  • サブレベル 9
    不具合の修正や、機能の追加が行われた際に値が繰り上がります。
  • エクストラバージョン(リリース番号) 78
    カーネルに加えられた変更を識別するためのリビジョン番号。

ディストリビューション情報の確認をしたい場合

OSが、DebianかRedHatかCentOSなのかなど見分けたいときには、/etc内にあるディストリビューション情報の記述されたファイルを見ると分かります。

・CentOS、RHELの例
[devi@syslog ~]$ cat /etc/redhat-release
CentOS release 4.8 (Final)
[devi@syslog ~]$
・Debianの例
[devi@syslog ~]$ cat /etc/debian_version
2.2
[devi@syslog ~]$

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2010年2月4日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリー:システム管理系コマンド

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