tailコマンド

tailコマンド

用途

ファイルの末尾部分を表示する

書式1

tail [オプション] ファイル名s

主なオプション

  • -c Nファイル末尾の”N”byte分の文字列を表示する
  • -n Nファイルの末尾から”N”行分表示する
  • -f ファイルの内容を監視し、表示を更新する
  • -s N“-f”オプションと併用すると、表示を”N”秒毎に更新する
  • -q ファイル名を表示しない(デフォルト)
  • -v ファイル名を先頭に表示する

ファイルの末尾から条件を付けて表示させる

・ファイル末尾の5行を表示
[devi@syslog conf]$ tail -n 5 httpd.conf
#

SSLRandomSeed startup builtin
SSLRandomSeed connect builtin

[devi@syslog conf]
・ファイルの末尾から1KB分の文字列を表示
[devi@syslog conf]$ tail -c 1k httpd.conf
# Multi-language error messages
#Include conf/extra/httpd-multilang-errordoc.conf


[devi@syslog conf]

tailコマンドの便利な使い方

tailコマンドに、”-f”オプションを与えることで、
末尾に追記されていくタイプのファイルを常に監視することができます。

例えば、HTTPサーバーのアクセスログの監視や、
/var/log/messageファイルのリアルタイムでの監視が行え、
システムの調査や、プログラムのデバックに利用することができます。

・messagesファイルの末尾20行を常に監視する
tail -f -n 20 /var/log/messages

また、catコマンドや、headコマンドと組み合わせることによって、
ファイル内の特定の部分のみ表示させたり、
行番号を付けて見やすくしたりすることができます。
詳しくは、headコマンドを参照してください。

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2009年9月9日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

カテゴリー:ファイル操作系コマンド

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